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クリスマスレッスン

こんにちは。

お料理教室Table Bourgeons...の和実です。


すっかり日が短くなり、いよいよ本格的に冬支度の始まりといった今日この頃。

皆様いかがお過ごしでしょうか。


相変わらず毎週末になると海通いをしている私としては、個人的にはクリスマスなんてまだまだ先の話という気分でいたのですが、さすがにお教室ではそんなことも言ってられず、遠くで聞こえるクリスマスの足音を頼りに、着々と仕込みを進めております。


おうちの設えもクリスマス仕様に変えました。

ツリーを出して子供達と飾り付け、アドベントカレンダーにお菓子を詰めて、クレッシュ(キリスト誕生をモチーフにした模型)を出して、準備万端!




後はサンタさんが来るのを待つばかりです!


顧客の皆様には先日すでにクリスマス商品のご案内メールをお送りいたしましたのが、有り難いことにすでに品薄となっております。ご希望の方はお早めにご連絡下さいませ。(もし届いていない場合や、ご興味がおありの方はご一報下さい。)


さて、長かった自粛モードの反動で、今年のクリスマスは久々にお出かけを予定されている方も多いのでは?

打撃を受けたレストランでもクリスマスに期待を寄せているに違いありません!


フランスではクリスマスというと、家族が一同に集まっておうちでお祝いするのが一般的。日本のお正月の感覚と似ています。だから若いカップルたちもデートというよりは、それぞれの実家へ帰るというのが私の知っているフランス流クリスマス。

私自身はレストランで過ごす「クリスマスディナー」に、かなり強く後ろ髪をひかれながらも、今年もせっせと自分で料理を作って、おうちで家族と共に食卓を囲むでしょう。




さて、来月の《おうちdeレッスン》のメニューは、まさにクリスマスにぴったりのラインナップ。ようやくレシピの調整が終わり、只今動画撮影をしている段階でございます。


クリスマスメニューはこちら。


ーハマグリのブルゴーニュスタイル

ー鴨コンフィのアッシパルマンティエ

ークグロフ


まずは前菜から。

ハマグリのブルゴーニュスタイル。


このネーミングを聞いて「?」と思われた方は、きっとフランスの地理にお詳しい方でしょう。というのも、この地方は海とは縁遠い場所で、ざっくり言うとフランス本土の真ん中あたりに位置します。ブルゴーニュといえば一番に連想するのはやっぱり「ワイン」。ロマネコンティを筆頭に、名高い高級ワインが生産される土地で、丘が連なる内陸地。

そんな場所でハマグリだなんて、本来は出会うはずもない食材なのです。では、何をもってブルゴーニュスタイルと命名したのか。


それは味付け。


ネタ晴らしをすると、今回の味付けには「エスカルゴバター」を使用しているから。エスカルゴとはフランス語で「カタツムリ」。まさにこの食用カタツムリがブルゴーニュの特産物なのです。

エスカルゴバターという名ではあるものの、いわゆるガーリックバターのことで、実際にはバター自身にもカタツムリは入っていないのですが、ニンニクとハーブが効いたこのバターで味付けするのが、エスカルゴ料理のお決まりなことから、フランスでは「ガーリックバター」というより「エスカルゴバター」といったほうがピンときます!



日本ではさすがにカタツムリは入手困難なので、それをハマグリでアレンジして皆様にご紹介することに致しました。

なのでブルゴーニュへ旅行で訪れても、現地では「ハマグリのブルゴーニュスタイル」には出会えませんので、悪しからず!


作り方はとっても簡単。決め手のバターは事前に作り置きできるのもうれしいところ。

ハマグリ以外の貝でのアレンジはもちろんのこと、焼き立てのステーキに乗せたり、ガーリックトーストだってこのバターで出来ちゃいます!


アレンジは自由自在なのです。




メインは鴨コンフィのアッシパルマンティエ。

レッスンでは何度かご紹介している鴨もも肉のコンフィですが、今回はそれをアレンジした一皿です。




低温調理で柔らかくした鴨肉の身を解して、ジャガイモのピュレと合わせるオーブン料理。

もともとのアッシパルマンティエは、牛肉を使用しますが、この鴨コンフィのバージョンもいまやすっかり定番化されていて、ビストロでは根強い人気料理のひとつです。

こちらも事前に作り置きが出来るので、食事前にオーブンに入れたらOK.


スーパーで入手しにくい鴨もも肉ですが、今回はキットで対応しているので、馴染みのない方はいい機会かもしれません!


*鴨もも肉はネットでも購入できますが、ご希望の方はお教室でお世話になっている業者さんからの仕入れのお手伝いをさせていただいてますので、お気軽にお問い合わせ下さいませ。


デザートには、アルザス地方の伝統菓子「クグロフ」をご紹介。

こちらは食後のデザートというより、おやつや朝食にぴったりのブリオッシュパンです。シュトーレン同様、この季節に恋しくなるものの一つ。



今回はホームベーカリーを使って生地を捏ねているので、ぐっとハードルが下がるはず!

ホームベーカリーをお持ちでない方は、もちろん手ごねでもOK。手ごねの場合はちょっと力と根気のいる作業ではありますが、あわせてアドバイスさせていただきますね!


《おうちdeクリスマスレッスン》

スケジュール


動画配信開始日

12月16日


キットお届け可能日

12月18日~25日



キットも充実の内容で、そのままクリスマスディナーにご利用できるスケジュールに致しました!


キットの詳細につきましては、生徒の皆様に別途ご案内メールでお知らせいたします。


尚、今回は取り扱う食材仕入れの都合上、13日午前中までのお申込み受付けとさせていただきます。


お申し込みはこちら



今日も最後までお読み頂き、有難うございました。









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