キャンプ飯
お料理教室Table Bourgeons...の和実です。
お天気がすっきりしないGWでしたが、皆様どのようにすごされましたでしょうか。
我が家はGWは家でおとなしくしたものの、平日は自然を求めて山梨へキャンプに行って参りました。
主人が大の人混み嫌いというのは前回のブログでも漏らしておりましたが、有難いことにフランス人パパは、子供の長期バカンスに合わせて平日でもお休みを調整してくれることが多いのも特徴。on/off の切り替えや、ある程度の割り切りが上手なんだと思います。もちろん一言にフランス人パパといっても職種や企業によりますが、主人は前者のほうでラッキー!
今回お世話になったキャンプ場「オートリゾートパーク ビッグランド」でも、GWは大賑わいだったようですが、平日は打って変わって閑散としていて、私たちはのんびり過ごすことが出来ました。
近くを流れる大武川では釣りにもチャレンジしましたが、釣りどころか魚の姿すら見つけることが出来ずがっかり。川釣りは難しい!
残念ながらお魚は釣れませんでしたが、子供達はおたまじゃくしすくいをして大盛り上がりでした!
そういえば前回来た時はこの川で流木拾いもしたっけ。その流木はというと、、、
メニューの額装を作ってみたり、テーブルコーディネートに取り入れたりと、レッスンでも大活躍しました。これは2年前の今頃ですが、記憶に残っている方もいらっしゃることでしょう。
キャンプといえば、「キャンプ飯」も楽しみの一つですよね。手の込んだお料理ではなくても、みんなで外で食べるご飯はそれだけで美味しいものです。私たちは夜は基本バーベキュー。お昼はサクっと食べられるものにしていますが、今回はお昼のお手軽ランチに4月のレッスンでご紹介した「あるもの」が大活躍しました。
それは春菊のタブレ。
これを牛ミンチと合わせてトルティーヤに。
普通のグリーンサラダだと味がぼやけてしまいがちですが、春菊のパンチがいいアクセントになりますし、味付けするとしっとりするタブレはトルティーヤで巻きやすく、そして食べやすい!みじん切りにすると嵩が減るので、春菊一袋だってあっという間にペロリ。野菜が不足しがちなキャンプ飯にはもってこいかもしれません。
牛ミンチの味の決め手はやっぱりスパイスは必須です。使用したのはクミン、コリアンダー、ターメリック、ナツメグ、シナモン、パプリカ、ガラムマサラ。これだけの種類を持ち歩くのは大変なので、事前に家で調合して小瓶にいれておきます。クミンとコリアンダーをベースとして、残りのスパイスを少しづつミックスしてください。
オリーブオイルでニンニクと玉ねぎのみじん切りを炒め、そこへ牛ミンチをプラス。最後にトマトピューレ、ミックススパイス、塩コショウで味を調えたら、タコスミンチの完成です。
春菊のタブレ、タコスミンチ、それに食感をプラスでパプリカと、香りのアクセントにパクチーもトッピング。キャンプではミンチの量が足りなさそうだったので、嵩増しのためにブッファラチーズもプラスしましたが、こちらも相性よかったです。
ちなみに先ほどのミックススパイス。このほかにも色んなお料理に使える優れもの。例えばトマト煮込みにプラスしたらクスクスになるし、鶏肉にヨーグルト、レモン汁、ニンニクと一緒にスパイスでマリネしたらタンドリーチキン風に!クスクスもタンドリーも、これまたキャンプ飯に最適なお料理です。
キャンプに行かずとも、是非皆さんもミックススパイスを調合してストックしてみて!こういうのがひとつあると、時間がないときでも思いたったらささっとお料理が出来ますよ。
春菊のアレンジ編としてもう一つご紹介。
トーストしたカンパーニュパンに、春菊のタブレ、スモークサーモンをのせてオープンサンド。
お手軽ブランチとしてお召し上がりいただけます。
レッスンでご紹介している付け合わせは、基本単独でも美味しくお召し上がり頂ける仕上がりになっています。全部作ろうと思うとちょっと億劫で、なかなか重い腰が上がらない場合でも、上手くパーツ毎に切り離して、日常に取り入れてもらえたら嬉しいです。
さて、ここ最近の私はというと、おさぼりしていた庭仕事に目下格闘中。生い茂りすぎたオリーブの木は、はしごに登って剪定し、いつの間にやら雑草に覆われてしまった芝生とは、這いつくばって日々戦っております。雑草とはいたちごっこではありますが頭の中を「無」にして、《夏のレッスン》及び《父の日ギフト》についての構想を少しづつ建て始めました。
詳しいアナウンスはもう暫くお待ちくださいませ。
今日も最後までお読み頂き、有難うございました。
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