バレンタイン
こんにちは。
お料理教室Table Bourgeons...の和実です。
昨日はバレンタインでしたね。
皆様は何かされましたか??
フランスでは日本と違い、女性から男性へという一方通行なものではなく、カップルがお互いに愛をお祝いする日。どちらかというと男性から女性へプレゼントを贈ることが多いくらい。
そしてプレゼントにはチョコレートを選ぶこともありますが、お花だったり香水や下着を選ぶこともあります。
義理チョコなんてものも存在しませんし、お返しのホワイトデーもありません。
我が家はというと、フランスにいたころは彼がシャンパンを用意してくれて二人でお祝いなんてこともありましたが、いつからか日本スタイルとなり、私がチョコレートを作っています。こういったマーケティングの匂いがする行事を毛嫌いする主人ですから、本当はチョコレートもいらないはずなのですが、家族からもらうのは嬉しいらしく、数日前からはむしろ期待している様子さえ見受けられ、、、、
やっぱり今年も手作りしました。
今年のチョコレートはこんな感じ。
ボンボンショコラ2種。
シトロンガナッシュ(レモン風味)と、フランボワーズガナッシュ(ラズベリー風味)です。
シトロンはブラックチョコレートでコーティングし、フランボワーズはいま流行のルビーチョコレートをコーティングしました。味がフランボワーズだから、ピンクの色もホワイトチョコをベリーで色づけしているように思いますが、実はルビーチョコなんです。
このルビーチョコはその名のとおりピンク色で、ルビーカカオ豆自体が持っている天然成分の色。まだ発見されて間もないので生産量は少ないながら、最近流行っているので製菓材料屋さんでも普通に購入できました!
味はどちらかというとホワイトチョコ寄りの味で、ほんのり酸味も感じられます。いちご味のスイートチョコのような甘ったるさはありません。
ボンボンショコラの他にも、主人の大好物のオランジェットは欠かせませんし、娘も一緒に作れるマンディアンはここ数年のバレンタインの定番になりつつあります。
オランジェットはシンプルにオレンジコンフィをブラックチョコでコーティング。
マンディアンはトッピングに皮付きアーモンド、ピスタチオ、ドライフランボワーズ、レーズン、クランベリー、カカオ二ブと盛りだくさん!
チョコレートのテンパリング作業は私がやりましたが、チョコを流したりトッピングをのせたりするのは子供達も一緒に!
なんとか完成はしましたが、実はチョコレートはまだまだ勉強中の私。テンパリングと呼ばれるチョコレートの油脂の結晶を整える作業は基本中の基本ではありますが、これも油断すると取れてしまい、何度もやり直しをしながらの作業でした。
そして特にチョコレート用の道具も持ち合わせていなかったので、家にあるもので代用しましたが、今回道具の必要性を痛感したので少しづつチョコレートグッズも揃えていこうと決めました。
チョコの出来はというと、一応”らしく”仕上がりましたが、改善の余地はいっぱい。
シトロンは柑橘×ビターチョコの組み合わせが好きな主人にぴったりで喜んでもらえました。でも私的には次回はもう少し酸味を抑えようかな、、、
逆にフランボワーズは、フルーツのインパクトが弱かったなーと反省。次回に活かしたいと思ってます。
主人と息子、そして大阪のハピー(父)に愛を込めて。。。
Joyeuse St Valentin! (ハッピーバレンタイン!)
自分で納得のいくチョコレートが作れるようになったら、いつかお教室でも季節のイベント企画としてバレンタインレッスンしたいなーと思っています。
皆様、気長に待っていて下さいね!
ちなみに先日ふらりと立ち寄ったチョコレート展では、数多くの有名ショコラティエが出展されているなか、迷いに迷って私が購入したのはHenri Le Roux(アンリルルー)。
彼はキャラメルを得意とするパティシエで、もちろんキャラメルのボンボンショコラもありましたが、私は試食をさせてもらって気に入ったこちらのボックスを選びました。
新作の柑橘フレーバーが数多く入っているセットで、風味や口どけは言うまでもなく完璧なボンボンばかりで、しかも箱までかわいい!!
主人と全フレーバーを半分こしながら味わっております!!
チョコレートって買うと本当に高いなーといつも思うのですが、実際に自分で作ってみると、小さな一粒に込められた仕事技や材料費を考えると納得せざるを得ませんね、、
さて、3月のレッスンですが、有難いことにご予約が埋まってまいりました。
これからご予約の方は下記の空席状況をご参照くださいませ。
12日 満席御礼
15日 残2席(託児要相談)
19日 満席御礼
22日 残4席(託児要相談)
26日 満席御礼
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*先日、iphoneからのお申し込みアクセスへのトラブルが解消されたとご報告いたしましたが、また再発しております。。。申し訳ございませんが、iphone のかたは直接メールにてお問い合わせいただきますよう宜しくお願いいたします。
最後までお読みくださり、有難うございました。